10/25 最初の雨

そもそも、MMOは「REDSTONE」が初でした。



ある日、ネット上でREDSTONEの広告を見て

「お、永久無料。試しにやってみるか」

と、おバカな俺はネット広告をぽちっとな。

「とっても課金したくなるゲーム」と気付くのはまだまだ先の話です。



プログラムも無事インストし終えて、

さー、はじめるぞー。

なになに、キャラ選択？

武道家かっこ良さげ！武道だな！(｀･ω･´)ｼｬｷｰﾝ

なになに、鯖選択？

わかんね、とりあえず一番上の緑鯖で！



この鯖選択を適当に選んで、「うはｗｗ鯖ちゃんと選べばよかったｗ」

と、思った人は少なくないでしょう。うん、俺も俺も。



キャラ名。

キャラ名は迷うのが面倒なんで、即決で。

「流雨」（ルウ）

雨が降ってる日にゲームのキャラ名を考え出来たのが「流雨」。

それからは何のゲームでも「流雨」です。



ゲーム開始です。

突然、古都の中心に放り出されて驚いたのをよく覚えてます。｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

え？どこだよこれ？なにしたらいいのか分かんねー(￣□￣;)



まだ、耳打ちどころか白チャット（通常会話）のやり方すら知らないおバカさんでした。ﾌﾌﾌ

仕方がないので、周りにいた自分と同じグラフィックの武道シフさんを追いかけました。

えぇ、今考えるとストーカーです。あほでした自分。だってやることわかんないんだもん。



追いかけると…西口の丸い円の中で消えました。

むぅ、もしやこれはワープか？出入り口か！？そうなのか！？

よし、出るぞ。

うらぁああああああ！！！１１１…ぽちっとな。



古都から出るだけでこんなにドキドキしたヤツは俺ぐらいでしょう。



外に出ると、そこは戦う人であふれていました。

なんだこれは！街の外は常に戦場か！KOEEEE！・・と思ったものです。

とにかく倒すZE！うらぁあああ！

・・・ぺしっ、ぺしっ、バカの一つ覚えのようにLv１の正拳突きを打ってました。

この時ちょうど緑鯖実装直後だったらしいのですが、他のどの高Lv狩場より殺気が放たれていました。若葉パワー恐るべし。



流雨は、まだまだ正拳突きです。ぺしぺし。

「病気のコボルト！こいつら高確率で回復アイテム（キャンディー）落とす！

ここでしこたまキャンディー貯めれば回復には一生困らないぜHAHAHA!!!」

そう。

当時の俺は「キャンディーはいずれ使えなくなる」ということすら知らないアフォだった｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

延々とｌｖ１正拳突きを病気のコボルトに打ち込む武道家。

それが始まりでした・・・・。

そしてこの後、恐怖の初PTを経験することになるのです。

それはまたの機会に。